BAR Sugar Free
神戸・元町のBAR[Sugar Free]の店主の日記。音話、アホ話、お知らせ等々を!
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DATE: 2007/09/24(月)   CATEGORY: 独り言
満員御礼! ノーザン・ソウルの夕べ
先日行った 『 tore up 6T’s rhythm’n’ soul all nighter! 』 も盛況のうちに無事終了。
お越し頂きました沢山のお客様、並びに、DJ陣をはじめとするスタッフの皆様、お疲れさま & ありがとうございました!

前回同様、このイヴェントは言わば 「箱貸し」 状態でして、私はというと、お客さんに出す酒をひたすら作るカウンターおやじに徹しつつも、ビアと焼酎をグビグビやりながら “くるくる回り踊る若者” の姿を前に我がの体力低下を感じつつ、 「う~む、やはりスゴイ世界だっ」 と感心しきり。
全く持って知らない曲が次々とかかり、時に 「おおっ~」 と言いながら盛り上がる様を見て、 「この曲はキラーチューンなのかっ?」 と頭の中は ??? だらけに…。

そう! この 『ノーザン・ソウル』 というのは、なかなかにややこしい言葉でありまして、本国アメリカや日本の私のような、ごく一般的なソウル・ファンが言うところのモノと、この 『tore up』 のようなイヴェント、そのシーンの本場であるイギリスで言うところとは、指している概念が異なるのであります…。

前者は、まさにアメリカ北部(ノーザン)のソウル、デトロイトやシカゴの60年代にかけてのソウル・ミュージックを指しておりまして、まぁ、それに対する 『サザン・ソウル(南部のソウル、ディープ・ソウル)』 みたいな大まかな図式がありますな。
ところが後者の場合はそーではございません!

60年代、イギリスの北部(ノーザン)の、特に労働者階級の若者達が当時のアメリカ北部のR&Bやソウル・ミュージックを好み、ダンスフロアーでガンガン踊っておりました。70年代に入ると、本国アメリカでは、ファンクやニューソウルがシーンの主流となってゆくのですが、彼等は違いました! 「こりゃわしらの好きなソウルとちゃうで!」 とばかりに、これまで聴いてた60年代のソウルに固執する訳です。アメリカにまで出向き、田舎のレコード店を回ってレコードを集め始めたのです。当時、アメリカでは見向きもされなくなっていた(主流では無くなっていた) レアなレコードを発掘。さらには北部以外の曲でも、 「こりゃ、わしらの好きなこれまでのソウルっぽいがな~」 と取り入れていくのです。(先月のうちのオリジナルCD、SOUL DRESSING VOL.54のモダン・ソウルもそのひとつ)
ダンススタイルもこれまた特徴的で、所謂 『ディスコ』 のソウルステップとは違い、クルクル回転してスピン、ターン、モーレツに早いステップ、まるでブレイクダンスのようなアクロバティックな技…等で爆音のなか、激しく一晩中踊り続けるのです。ちなみに、何かの革が靴底に貼ってる専用のダンスシューズなるものが存在し、うちの店でも皆がそれに履き替えてクルクル踊っております!

このように形成されていった 『ノーザン・ソウル・シーン』 というものがイギリスにはあり、このシーンで愛されている音楽を総じてノーザン・ソウルと呼んでいるようであります。当然ながら、アメリカでいうところのノーザン・ソウルと曲としてはかなりの部分がダブっておりますが、概念としては別もので、さらには “モッズ” とも関わりが深く、この手のイヴェント/パーティーでは キンクス や ストーンズ なんかもガンガンかかります。

…知識・勉強不足の私の説明では至らない部分が多々あると思いますので、詳しくは皆様勝手に調べて頂くとしまして、まぁそんなこんなで、私なんぞが知らない曲がワンサカかかるのですよ!
ミニライヴの時間を除いて、今回のイヴェントが約6時間20分。1曲平均3分としてイヴェント中にかかった曲は全部で約126曲。その中で私の知ってた曲は10曲程度…。
遅い時間に来て下さったムーンライトのマスター夫妻と交わした会話。
ムーン・マスター 「このあたり、わかるのん?」
わし 「いえ、全然わかりませんです…」
ムーン・マスター 「せやろ! こいつらアホやで!(スキモノというええ意味で)」
わし 「はい、アホです!(スキモノというええ意味で)」

嗚呼、恐るべしノーザン・ソウル・シーン!!
されど、私には新鮮で楽しく、来てくれてる若者達も行儀正しい良い子達で、これからもやりたいなぁと。
未だに、あの “爆音” はオッサンには厳しいですが…。

Soul, Funk, Slowjams, R&B and Drinks BAR Sugar Free
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COMMENT

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よっさん | URL | 2007/09/26(水) 05:53 [EDIT]
アホブラザー、わしさんへ
「お前もアホやろ!」と言われても、妙に嬉しいのは関西人の宿命なのか?それともホンマにあほやからか?
『文才…』なんてとんでもない!
わしがホンマにアホなんは、あんたが1番よう知ってまんがなっ!

わし | URL | 2007/09/25(火) 09:55 [EDIT]
ふむふむ。いつもながらの文才ぶりはわかりやすく勉強になりますな。
まるでクリーム上田のような・・・

そして「お前もアホやろ!(ええ意味で?)」と呟くわしでした。

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ソウル・R&Bの思い入れ 2008-01-05-Sat 05:32
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