BAR Sugar Free
神戸・元町のBAR[Sugar Free]の店主の日記。音話、アホ話、お知らせ等々を!
DATE: 2008/03/17(月)   CATEGORY: 独り言
レコード・コレクターズ 「SOUL/FUNK BEST100」
お久しぶりでございます。
じゃこ飯と魚を食し、1日も早く骨がつながるよう努めているよっさんです!
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さて、のんびりしている間に全く鮮度が落ちてしまったネタではありますが、レコード・コレクターズ 03号の特集 「SOUL/FUNK BEST 100」 を見て…。
レココレ
これについては、今月頭に数名の常連さん達と、賛否両論 「あーだこーだ」 と言っておったのですが、まぁ早い話が、「レココレのランキングやし、妥当といえば妥当やろけど、いまいち面白味に欠けるなぁ~」 っちゅうことでした。
あっしも同意見!

まずは今回のランキングのポイントとして…

① レコード・コレクターズ誌のランキングである
まぁ、音楽好きには説明不要の音楽誌でありまして、ひととおり幅広いジャンルを扱い、特集する、どちらかというと誌名の通り 「音楽マニア向け」 な雑誌であります。が、過去の特集回数などを見ても、ソウル/R&Bに関しては少々寂しい、ポップ/ロックがメインの音楽誌なんス。

② そこに寄稿している音楽評論家の方々による選出である
常日頃レココレ誌に寄稿されている音楽評論家20名の方々が、それぞれ順位付きで20枚のアルバムを選び、それを元にランキングされております。鈴木啓志さんや林剛さんといった “黒人音楽専門の評論家” の方も選者に入っておりますが、ほとんどはポップ/ロックの幅広い評論家の方々による選出です。それ故に興味深い部分もあります…。

③ 選出対象は60年代~70年代に発表されたアルバムである
まず、ベスト盤やオムニバスは対象外。また、後年に発掘・発表されたモノも対象外です。(故にサム・クックの 「ハーレム・スクエア」 は入っておりません)
何より、特に60年代のソウルはシングル/曲単位で聴く・楽しむが主流であります。従って、数名の選者の方々も誌面で言っておりますが、アルバムで選ぶのは中々難しかったりするような気がします…。

とまぁ、以上3点を考慮しつつこのランキングを眺めてみると、それはそれで 「定盤を抑えた妥当なランキング」 ということになるのでしょう。  
ここで、TOP 10を見てみると…

1. Marvin Gaye / What's Going On
2. Aretha Franklin / I Never Loved A Man The Way I Love You
3. Otis Redding / Otis Blue
4. Stevie Wonder / Innervisions
5. Parliament / Mothership Connection
6. James Carr / You Got My Mind Messed Up
7. Sly & The Family Stone / Stand !
8. Donny Hathaway / Live
9. James Brown / Sex Machine
10. Smokey Robinson & The Miracles / Going To A Go-Go

ふむふむ…なるほど…、でございます。
順位は別として、ある意味納得のTOP 10やと思います。
しかしながら、100位まで全部を見てみると、「なんだかなぁ~」 という印象も否めません…。(TOP 100をここに載せる気力はありませんので、ご勘弁を!)

個人的にも大好きな “コーラス・グループ” が少ない、というか、重要なグループ 「ドラマティックスやマンハッタンズ etc...が入ってなーい」 と文句をタレてるのは私だけでしょうか? コーラス・スタイルはソウルの王道のひとつやと思うのですが、この辺は上記①②の影響、「ポップ・フィールドからの見方」 らしいなぁ~と感じてしまいます。また、JB やカーティスがやたら多いのも①②的かと…。
さらに、ランキング形式をとってはおりますが、順位はあってないようなもんかと…。例えば、ブーツィーの 3rd が58位となってますが、20名の選者の中でこのアルバムを選んでいるのは1名だけです…。逆に、プリンスを選んでいる方は3名いますが、それぞれのランキングで下位だからかTOP 100には入っておりません。(プリンスなんかは逆に “レココレ的” やと思ったりもするのですが…)

…とまぁ、なんやかんや言いながらも結構楽しんじゃってる訳で、①~③を考慮しつつ順位も関係なく見るのがよろしいかと存じます。

で、結局 「それぞれが楽しけりゃええのよ!」 とどーでもよくなった私は、息抜きがてら 「黒汁通信」 を見に行くと…。 こんなん出るみたいス!

楽ソウル RAKU SOUL / 佐野勝明 著
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日本国内のみならず、海外においても筋金入りのコレクターを中心に認知されている、ソウルのシングルのみを紹介するミニコミ 『Sound Off』。その発行人である佐野勝明氏が、これまで 『Sound Off』 で取り上げたシングル盤の情報に加筆、ボリューム・アップを計り、ソウルのガイド本として生まれ変わったのがこの 『楽ソウル』!
まさに先ほどの話で出た 「ポイント③」。ソウル/R&Bの原則はシングル/曲単位が勝負で、アルバムを出せずに終わったアーティストは星の数の如く…。そのようなアーティスト/シングル盤にスポットを当て、ディープ~サザン・ソウルを中心にノーザン、スィート、モダンまでを紹介する内容とのこと。
前半はA~Zのソウル・アーティストをシングル盤を中心に紹介(約200ページ)、後半には60~70年代ソウルをコンピレーションCDにて紹介(約160ページ)と、その音源他が聞けるCDの紹介がありがたいっ! (あたしゃあシングル盤買う気など毛頭ございません! 金がいくらあっても続きません!)

レココレ特集の 「アルバム」 とは違い、「シングル」 のみにスポットを当てた、言わば “対極” をいくガイド本ですが、これもまた、ソウル/R&Bを楽しむ普通の姿。
私は、「誰か分からんでもカッコ良けりゃええのよ」 の 大いなる “つまみ食い精神” で、楽しみたいと思います!

Soul, Funk, Slowjams, R&B and Drinks BAR Sugar Free
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COMMENT

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● しつこいですがMJさんへ
てるてる | URL | 2008/03/23(日) 18:12 [EDIT]
前述の文章を、ナダタマ用に少しだけ変えて「灘ノオト」に投稿させていただきました。
● MJさんへ すいません。一部訂正です
てるてる | URL | 2008/03/23(日) 17:55 [EDIT]
すいません。昼からビールを飲んで投稿したため「マッシュ ケ ナダ」の説明についてmaisとmasを途中から反対に書いてしまいました。Nadaのことについてもわかる限りで以下訂正します。

マシュケナダの意味について、いろいろ調べてみました。
もともと「マシュ ケ ナダ」は「mais  que  nada」と思われてきました。
mais=much,moreまたはplus  que=how,what ,that  nada=文章によってnothingまたはanytihig  という意味でmore anything「もっとドンドンいこう」またばnothing plus「付け加えるものは何もない→最高」転じて「最高の(黒人)サンバ」という意味にとられてきました。
ところが、マシュは作者のジョルジュ・ベンがなまって発音していたためmaisではなく本当はmas(マス)が正しいそうです。
masはbutですが口語ではheyとなり Hey! What's happen?(Is anything happen?)
つまり「どうかしたの」もしくは「こんにちは、おかわりはありませんか/オウ!調子どないや/まいど!もうかってまっか」という意味になります。What's going on?も当時挨拶がわりにWhat's happen?と同じ意味で使われましたので、「マシュ ケ ナダ」はWhat's going on」だったというのが無理やりの結論です
● おお!
MJ | URL | 2008/03/23(日) 12:17 [EDIT]
すごい、てるてるさん!流石ハチロー!
お手数でなければ、
灘ノオトの「虚無と混迷のサンバ」の回に
同じコメントを付けていただけませんでしょうか。
お願いします。
ところで、What's happenの意味となると、
「nada=never,nothing」のニュアンスは
どこへ行ってしまったんでしょうね……

● マッシュケナダはwhat's going onだった
てるてる | URL | 2008/03/23(日) 10:52 [EDIT]
MJさんへ
マシュケナダの意味について、いろいろ調べてみました。
もともとマッシュケナダはmais que nadaと思われてきました。
mais=much,more que=how,what nada=never,nothing
という意味で「もっとドンドンいこう」またば「最高」という意味にとられてみました。
ところが、マッシュは作者のジョルジュ・ベンがなまって発音していたためmasではなく本当はmais(マイス)が正しいそうです。
mais=heyですからこれは Hey! What's happen(こんにちは、おかわりはありませんか/オウ!調子どないや/まいど!もうかってまっか)という意味になります。What's going onも当時挨拶がわりにWhat's happenと同じ意味で使われましたので、「マシュケナダはWhat's going on」だったというのが無理やりの結論です。

※21日にシュガフリにいなかったヒトは何のことかわからなくてすいません。




てるてる | URL | 2008/03/22(土) 08:44 [EDIT]
あけちゃんへ
いえいえ、新しいヒトの名盤を発掘してオジサンに教えてください。

MJさんへ
またLIVEを再開してください。
● てるてるさんベスト10
MJ | URL | 2008/03/21(金) 12:01 [EDIT]
Sam Dees、Truth、ピケットの「Hey Jude」…ええチョイスのベスト3ですねえ!C.L.Blastて、濃すぎ…w
僕としては、ビリー・プレストンとかチャールズ・ドレインとかジョニー・ブリストルとかも入れたいところですなあ。
シュガフリ客有志によるベスト50とかできそうですねえ<よっさん



あけちゃん | URL | 2008/03/20(木) 18:05 [EDIT]
ランキングを眺めてみると、
①アーティスト名すら知らなかった
②アーティスト名は知っているけど、そのアルバムの存在を知らな 
  かった
③存在は知っていても、聴いたことのないアルバム
が結構ありました。

…ブラック・ミュージック歴2年半、まだまだ若葉マークです…。
いつの日か、ドラゴンさんのように、他人様に言っても恥ずかしくない自分なりのベスト100を組めるよう頑張ります。

てるてる | URL | 2008/03/20(木) 12:35 [EDIT]
勝手にBEST10
レココレのBEST100に掲載されていないArtistで、頼まれてもいないのに勝手にBEST10を順不同で選びました。
1 .Sam Dees / The Show Must Go On
2. Wilson Pickett/ Hey Jude
3. Truth/ Coming Home
4. Willie Hutch/ Havin' a Housu Party
5. Bobby Womack/ Roads of Life
6. C.L. Blast/ C.L. Blast
7. Jackie Wilson/ Beutiful Dsy
8. Solomon Burke/ The Bell Sessions
9. Loleta Holloway / Cry to Me
10. Jr.Walker and All Stars/ Live
あ!一部 80年代の音源が混じってしまいました。






ごん | URL | 2008/03/19(水) 01:32 [EDIT]
そういや~
音楽に興味をなくしてる自分を発見v-12
嫌いになったわけでもなく、
病気がかなり進行してるのです。
昨日から錯乱状態v-12
今は安定してるけど・・・

今は、嗅覚と視覚に訴えるものに興味が・・・
タバコやめたら味覚かなwww

音楽聞きたいなー。
今は耳に入ってこない。
哀しい;;

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